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2023/03/27

社内レポート

棟梁大工による木造注文住宅の墨付け

棟梁大工による木造注文住宅の墨付け

松戸市、市川市、宮大工が手掛ける注文住宅・古民家再生の工匠、広報担当の黒河内です。

皆様こんにちは。

今回は加工場の様子をご紹介します。
工匠の加工場では、様々な現場の墨付けや刻みなどが同時に行われ、大工さんが忙しく作業しています。

そんな中、加工場の一角で大工の棟梁が注文住宅の構造材で使用する木材の墨付け作業を行っていました。

墨付けについては以前、WEBマガジンでもご紹介致しました。
宜しければこちらもご覧ください。

寺院の客殿と庫裡の墨付け|松戸市・市川市の工匠。 (shimousa-kousyou.com)


墨付けは、社寺建築と同じく木造の注文住宅でもとても大切で重要な作業になります。


近年、木造の注文住宅は工期短縮やコスト削減のために集成材が多く使用され、
加工はコンピューターと機械が木材を加工するプレカットが主流となっています。

集成材は狂いが少なく、扱いやすいことからコンピューターによるプレカット加工でも問題はありません。
しかし、無垢の木材を使用する場合は、癖のない集成材と違い、扱いがとても難しくなります。


自然素材の無垢材には、ねじれや癖・曲がりなど人間と同じく木、一本一本に個性や特徴があります。
コンピューターによるプレカットでは、無垢材の特徴や癖を読み取り加工をしていくことはできません。

加工をする無垢の木材の特徴を読み取り、その木本来の良さを活かして適材適所に使用することができるのは、知識と経験のある大工の棟梁だからこそできる仕事なのです。

今、木材を手刻みで加工して木造の住宅や建築物を建てられる会社や大工が減ってきています。

工匠は神社、仏閣などの社寺建築の新築・改修を多く扱う工務店として、
大工の伝統技術と知識を守り、後世に伝える役割があると考えています。

新築で建てられる木造住宅も、社寺建築と同様に強く、美しい建築物となるように
大工の建てる家の魅力を皆様に発信し続けてまいります。

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