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2024/02/07

家づくり学

『玄関ドアを選ぶ時』

『玄関ドアを選ぶ時』

松戸市、市川市、宮大工が手掛ける注文住宅・古民家再生の工匠、広報担当です。
 

皆様こんにちは。

家の表側には、玄関が配置されます。まさに「家の顔」となるのが玄関ドア。今回は、その玄関ドアについて、種類とそれぞれの特徴をまとめてみようと思います。


学校へ行き、職場へ行き、疲れて帰ってくる。買い物に出かけてたくさんの荷物を持って帰ってくる。
散歩に行き、遊びに行って時には汚れて帰ってくる。そんな家族の日常を色々と待ち受ける玄関扉。

玄関ドアは、”家の顔” になる重要なポイントですが、デザインだけで決めてしまわずに使い勝手を良くしておくべきです。家づくりをする上で、どんな将来を描くのかライフスタイルの変化を考えて、間取りはもちろんですが、玄関ドアにも決める時のポイントがあります。

開け方、素材、色など。マイホームに一番似合う素敵な玄関ドアを選びたいですね。

目次
●玄関ドアの開け方 

  ・開き戸・・・(片開きドア、親子ドア、片袖ドア、両袖ドア、両開きドア)
  ・引き戸・・・(片引き戸、引違い戸、引分け戸)


●玄関ドアの素材
  ・木製・・・メリット・デメリット
  ・金属性(アルミ製)・・・メリット・デメリット


●まとめ

玄関ドアの開け方

普段、何気なく開閉しているドアですが、その開け方は様々です。

開き戸


開き戸はデザインが豊富で、電気錠などいろいろな鍵を選ぶことができます。
開き戸は、気密性も高く、断熱性にも優れます。スライドさせるためのレールがない分、お掃除もしやすいです。開き戸の種類を見ていきます。

片開きドア

最もポピュラーなタイプの玄関ドアです。片開きドアはシンプル構造ですが、種類が豊富で価格も比較的お手頃です。片開きドアが標準仕様の工務店や施工会社も多いと思います。

親子ドア

片開きドアと細いドア(子扉)を組み合わせたものです。普段は片開きとして使用することが多いと思いますが、大きな荷物が通るなど必要な時は子扉も開閉できて、間口を広くすることができます。

片袖ドア

開閉するドアの片側に固定された細い窓があるタイプ。玄関に光を取り込むための窓です。

両袖ドア

開閉するドアの両側に固定された窓があるタイプ。片袖ドアと同様に光を取り込む窓です。より多くの採光が可能です。

両開きドア

2枚の扉が両方開くタイプのドアです。親子扉のように片方が小さいのではなく、扉が2つ分ですので、開口部がとても広くなります。一般住宅の玄関にはあまり見ないかもしれません。お店の入口や、結婚式会場の扉などが思いうかびます。高級感や重厚感を出すことができます。

引き戸


引き戸は片手でも開閉しやすく、ベビーカーを押しながらでも、荷物が多い時も便利です。また、デッドスペースが少ないので、玄関を広く使えます。車椅子に乗っていても出入りしやすいこともあり、バリアフリー住宅や施設などで多く採用されます。和風住宅の玄関扉としてもよく目にします。引き戸の種類も見ていきます。

片引き戸

1枚の扉が屋外の壁に沿ってスライドするこどで開閉するタイプ(外片引き込み戸)は、玄関内側のスペースを有効活用することができます。屋内側にドアをスライドさせるタイプ(内片引き込み戸)もあります。固定窓と組み合わせて採光する、袖付タイプもあります。

▼内片引き込み戸

▼外片引き込み戸

引違い戸

建具が重なるようにスライドさせて開閉する扉です。扉がすれ違うようにスライドするので、それぞれの建具が左右どちらにでも動きます。2枚の建具のもの、4枚の建具のものなどがあります。押し入れの襖の開閉イメージです。日本家屋の美しい外観も創り出します。

▼2枚建

▼4枚建

引分け戸

両側が固定窓になり、二つの建具が中央から両サイドへスライドします。両側を固定窓にせず、壁へスライドさせるかたちの引込み戸タイプもあります。

▼引込み戸タイプ 開けると扉が見えなくなり、すっきりとした印象

玄関ドアの素材

玄関ドアの素材は、木製と金属製に大きく分類されます。金属製の中でもスチール、ステンレスなどありますが、アルミ製が主流なので今回はアルミ製の特徴を取り上げます。
それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

木製

メリット

自然の風合いや手触りが味わえ、経年変化はその家だけのものになります。木製ドアは自然素材へのこだわりを叶えます。外気に影響されにくく断熱性が高い。木製ドアは、夏の湿気や冬の乾燥にも優れた調湿機能を発揮し、結露を防ぎます。木が持つ独特のあたたかみとナチュラルな重厚感が素敵です。

デメリット

耐候性と耐久性が金属製に比べ低くなります。傷つくことも多いので、金属製に比べてこまめなメンテナンスが必要になります。また、木製は湿度差による伸縮がおこります。ドア製品には多くの工夫がほどこされていますが、天然素材にはそういった側面もあります。防火戸を義務付けられている地域では、確認が必要です。

アルミ製

メリット

アルミは加工がしやすいためデザインが豊富です。耐久性が高く、金属でも錆びにくい材質です。とても軽く、開閉しやすいのも大きな特徴です。一般的なものは比較的安価でバリエーションが豊富です。木製にしたいけど予算やメンテナンスが大変と思うときは、木目調のアルミドアを選択することもお勧めです。

デメリット

熱伝導率が高いので、外気温の影響を受けやすく、夏、冬の玄関の体感に影響します。
今は、断熱材の入った製品などもあるので、メーカーで確認してみてください。

まとめ


注目してみると、たくさんの種類やパターンのある玄関ドア。色も材質も選ぶ時は家づくりの楽しい時間です。毎日、家族みんながこのドアから一日を出発して、このドアを目指し帰ってきます。家族だけでなく、たくさんの人たちが関わりそれぞれのシーンを作ることになる玄関を想像してみてください。


更に玄関は、ウェルカムな雰囲気でいっぱいにしたい反面で、泥棒など来てほしくない存在をシャットアウトできる高い防犯性が求められる場所でもあります。


これら多面的な役割を、しっかりと果たすことのできる玄関にするためにも玄関ドア選びは重要です。
予算や、雰囲気、機能を知って心地よく使っていけるものを自由に楽しく考えて、家づくりに役立ててみてください。

いずれにしてもやっぱり、玄関ドアを選ぶときは、”家の顔” を決める時です。わくわくします。


 


工匠は、千葉県松戸市・市川市を中心に自然素材を活かした注文住宅・古民家再生を手掛けています。
いつまでも丈夫で美しく、愛され続ける住宅をご提供いたします。
家づくりに関するご相談、お悩みなどお気軽にお問合せください。

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