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2023/10/06

家づくり学

かっこいい!ガルバの家。メリット・デメリット

かっこいい!ガルバの家。メリット・デメリット

松戸市、市川市、宮大工が手掛ける注文住宅・古民家再生の工匠、広報担当です。
 

皆様こんにちは。

新築、増築、リフォームなどお考えの方は、外を歩いているときや車の中からなど、

ついつい色々なおうちを見てしまうってことありませんか?

洋風なデザインいいなとか、和風が素敵!とか、

なんとなく自分が惹かれてしまう雰囲気を持っている建物ってありますよね。

外からみる家の印象のほぼすべてを担うといっても過言ではないのが外壁です。

外壁には、塗り壁やタイルなど数多くの種類がありますが、

現在は、窯業系サイディングという建材が主流です。

しかし最近では、耐久年数やメンテナンスのしやすさなどから

ガルバリウム鋼板(略称:ガルバ)の外壁の家も増え始めています。

クールでかっこいい!というイメージにしたい方に選ばれている、ガルバリウム鋼板。

今回はそんなガルバリウム鋼板の外壁に注目し、

メリット・デメリットとともにご紹介しようと思います。

新築、リフォームをお考えの方、ぜひ参考にしてみてください。


目次

  • ガルバリウム鋼板とは?

  • ガルバリウム鋼板のメリット

   ・耐久年数が長い

   ・サビに強い

   ・軽い

   ・耐熱性が高い

   ・意匠性が高い

  • ガルバリウム鋼板のデメリット  

   ・断熱性が低い

   ・凹みやすく、その傷からサビが生じる(赤サビ) 

    雨の当たらない場所で発生しやすい(白サビ)

   ・デザインのバリエーションが少ない

  • まとめ

  • 弊社施工例

ガルバリウム鋼板とは?

アメリカで開発された金属素材です。

板状にした鋼(鋼板)を

アルミニウム、亜鉛、シリコンで構成された合金(ガルバリウム)でメッキしたものです。

とても優秀な建材で、多くの施工会社や工務店が屋根材や外壁材などに採用しています。

素材自体も各メーカーで改良され進化しています。
 

ガルバリウム鋼板のメリット

まずはいいところいっぱい!ガルバのメリットをご紹介します。

耐久年数が長い

ガルバリウム鋼板は年に何度か水で汚れを洗い流すといった、メーカー推奨のメンテナンスを行うことで、

20年、25年・・・それ以上の耐久性を持つと言われています。

軒下など雨のかからない場所、日当たりが悪く乾きにくい場所を重点的に

汚れを水で洗い流すとよいみたいです。

その際、強すぎる水流や硬いブラシ等で傷をつけないように気を付けます。

サビに強い

ガルバリウム鋼板は金属なのにサビに強い特性があります。

同じ金属素材のトタンやアルミに比べると大きな差があります。

金属だけに防水性が高いということと、金属だけど錆びにくいという両面を合わせ持つので、

屋根材としても優秀な建材です。

しかも屋根の場合は、雨が自然のシャワーとなって汚れを落としてくれますね。


 

軽い

ガルバリウム鋼板はとっても軽量です。

壁にしても屋根にしても軽くて丈夫なガルバリウム鋼板は、

地震のとき家自体への余分な負担をかけにくくします。

地震大国である日本に適した建材と言えます。

また、軽いので既存の外壁や屋根を残したまま重ね張りや重ね葺き(カバー工法)が可能で、

作業時間や処分代などの費用を抑えられる可能性があり、リフォーム時も大活躍です。

耐熱性が高い

ガルバリウム鋼板の表面は、耐熱性に優れたアルミニウムの含有量が多いメッキで覆われています。

直射日光を受け続ける屋根のような過酷な環境でも温度による収縮がありません。

そのため、温度収縮によるひび割れが起こる心配がほぼありません。

意匠性が高い

ガルバリウム鋼板は、金属ならではのシャープな質感がとってもクール。

柔らかなレンガ調やぬりかべの重厚さとはまた違う、モダンでシンプルでスタイリッシュな雰囲気を持っています。

窯業系サイディングの普及率が圧倒的に多い中で、

ガルバリウム鋼板の外壁はちょっと他と違う演出を楽しめるかもしれません。

金属のシャープな質感とあたたかみのある木を組み合わせてもスタイリッシュな仕上がりになります。

金属系ですが、植物などのナチュラルなグリーンとも相性がいいです。

暗黒色をかっこよく使って和モダンな外観にするのも素敵です。

ガルバリウム鋼板のデメリット

ガルバを取り入れる前にしっかり検討。デメリットをご紹介します。

断熱性が低い

ガルバリウム鋼板は耐熱性には優れますが、基本的に素材自身に断熱性は備わっていません。

そのため建材に使用する際は断熱材とセットにすることで効果を高める必要があります。

断熱材と一体化している商品も存在しています。

屋内環境に大きく関わる問題なので、十分に検討する必要があります。

凹みやすい サビも生じる

ガルバリウム鋼板は外部からの衝撃に弱く、硬い物質との接触で凹んだり傷がついたりします。

一度凹むと、元に戻すことができません。

外部からの衝撃によりメッキが損傷すると、そこからサビ(赤サビ)が広がってしまう可能性もあります。

ボールが当たる、物の出し入れでぶつかる等、気を付けるべきことがいくつかあります。

高温多湿地帯や塩害のある地域では、酸化によるサビ(白サビ)が発生する可能性が高くなります。

地域性だけでなく、庇の下など雨が当たらず汚れが流されにくいところや、

日当たりが悪く高温多湿になりやすい所などは特に注意が必要で、

こまめなチェックと適切なメンテナンスが不可欠です。

デザインのバリエーションが少ない

ガルバリウム鋼板はデザインのバリエーションが少ないというデメリットがあります。

レンガ調やタイル調、石積調などデザインの再現性は主流の窯業系サイディングに劣ります。

窯業系サイディングは、

ガルバリウム鋼板のような金属系サイディングのシャープな見た目さえもリアルに再現できます。

まとめ

家を建てる時は本当にたくさんの事を考え、悩まなければいけないと思います。

でも間取りや内装を決めていくときは、やっぱりわくわくします。

外壁の色やデザイン選びも妥協できない楽しい時間だと思います。

外壁は家の印象を決めるだけでなく、過酷な環境から家を長年守り続ける大切なものです。

建てたい家のイメージと環境にぴったりな外壁選びの参考にしていただけたらうれしいです。

金属系サイディング-弊社施工例

こちらでは、弊社で施工した注文住宅の新築施工例をご紹介いたします。

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工匠は、千葉県松戸市・市川市を中心に自然素材を活かした注文住宅・古民家再生を手掛けています。
いつまでも丈夫で美しく、愛され続ける住宅をご提供いたします。
家づくりに関するご相談、お悩みなどお気軽にお問合せください。
 

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