工匠からのお便り
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皆さんこんにちは工匠大工の鈴木です。
今回は私自身が資格取得をめざしている大工の国家資格、建築大工一級技能士をご紹介させて頂きます。
建築大工技能士とは、木造建築における大工工事の専門的な知識と技術を有することを証明する国家資格です。
資格は、3級・2級・1級の3段階に分かれていて、
上位等級になるほどより高度な知識と技術力が求められます。
中でも1級建築大工技能士は、実務経験を積んだ熟練者が目指す資格とされています。
この資格を取得することで、安全性と品質を重視した施工ができる職人で
あることを公的に認定され大工としての評価が高まることで、
お施主様からの信頼獲得にもつながり仕事の幅が広がる可能性があります。
一級の試験課題は棒隅木小屋組の隅木、たる木、ひよどり栓の原寸図制作、
面木ごしらえ及び墨付けをした後、加工組立てを試験時間内に完了しなくてはなりません。

まず、ミリ単位での原寸図面を短時間で製図します。
その原寸を元にどの作業も基本的に鑿、鉋、手鋸を用いた手作業で材料加工をします。

寸法通りに墨付けをして、どれだけ正確に墨通りに刻めているかが難しい所で、
加工も正確じゃないと組んだ時にひずみが出てしまい正確に組み上げることができません。

全ての行程で早く正確に作業できる技術力が必要になります。
各工程を繰り返し練習して寸法を覚え、精度とスピードを上げていくのが一番大変で苦労しています。

試験本番まで精一杯練習を重ね、合格目指して頑張ってまいります。