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現場レポート現場レポート

2023/02/17

【潮来市 恵雲寺 客殿新築工事】

【潮来市 恵雲寺 客殿新築工事】 画像

工匠大工の中田です。

今回はお寺の客殿という建物の墨付けを担当しています。


客殿というのは本堂の次に大きな建物で、
主に法事や集会等の来訪者を招き入れる時に使用されるものです。

何十人もの人が集うわけですから、当然広い空間の部屋が必要になってきます。
そうしますと柱と柱、壁から壁まで届くような長い梁が必要になってきます。
そして、その梁を十字に重ねることにより更に強度を強くし、
何百年も耐えられる広間をつくるのです。

梁は製材の段階で、なるべく原形をのこしています。
曲がった木材はなるべくその特徴を生かしつつ、
組み合わせる時は、その木同士の相性を考えながら墨付けを進めていきます。
木の素性を見抜けるかどうかが、この“墨付け”という作業の肝になります。

宮大工の名士が、木組みと人組は同じだと言っていましたが、
正にその通りだと実感しています。

私はまだまだ若輩者ですが、その境地に辿り着けるよう
心を込めて墨をつけていきたいと思っています。

投稿者:株式会社工匠

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