工匠からのお便り
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工匠大工の長瀬です。
6月に入り早くも猛暑日が続く中、引き続き神社様での改修工事が行われています。
今回は鬼の補修を行いました。
5人がかりで屋根から下ろし、加工場で作業しました。雨水によって腐った部分を切り落とし、檜で補修していきます。
無事に取り付けまで完了しました。
板金屋さんによって葺かれた銅板はとても美しく、参拝されている方々もこれは美しいと見上げておられました。銅板は年月が経つにつれ変色していきますので赤く輝く姿は今しか見られない特別なものと感じます。
また格天井の加工も終わりました。
親方にはとにかく仕事は戻るな、まとめて加工しろと常に言われております。
一本ずつ加工するのではなく、可能な限りまとめて一気に加工していきます。
いかに速く正確に加工できるかを常に意識して仕事するよう心がけています。
現場では造作仕事が進められています。
熱中症対策をしながら安全に作業に励みます。